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ワークショップからワークショップへ

終わりました、ワークショップ。
なんか、濃い二週間だったわあ。

東京に来て、ワークショップ、4回目。

密度が変化していって、
今回はさらに濃密感がありましたね。

私がやるべきことは、こんなことかな…って思いました。

ひとつのメソッドを学んできたわけじゃない。
海外へ留学したわけじゃない。

いろいろな方法論を体験して、
自分がわかったことを伝える。

自分の身体を通して理解したことを伝える。

メソッド翻訳ワークショップって感じ。
これが、私のやれることだし、やるべきことなのかしら…と。

遅い気づきですけど。
まだまだ、気づいてないこともいっぱいあると思いますけど、
東京に来て、海外で勉強してきた方々のワークショップを受けてまとまってきたわけで、
ま、馬鹿なことでもやってみると、意外な価値が生まれるもんですよ。

いやあ、しかし、今回も素晴らしい劇的瞬間がいくつも生まれましたよ。
その瞬間に立ち会える喜びは、本当に演劇をやって来た醍醐味です。

生きている時間、生きている個人、生きている空間。
本当の瞬間の美しさ。
良かったわあ。

で、自身のワークショップを終えた私は、
自分もワークショップに参加してみたのさ。

ていうか、レッスンね。

以前に受けた、マイズナーの先生が定期的に開催するクラス。

前の時にすっごく強烈な思いをして、
若干、怖くなって、
また、あんな人と出会ったらどうしようというのと、
あんな嫌な思いはわざわざしたくないなあというのとで、
ちょっと、参加する気分になれなかったんだけど…

それ、どんな体験よ?

てことですが、瞬間瞬間、自分と相手の間に起こる感情を解放していくので、
結構、きついことも起こるんだよね。

でも、それはレッスンだから、
関係性にあと引くものではないんですが、
私という人間は、傷ついた衝撃が残りやすいタイプなんだと思う。

ほとんど記憶も記録lもない癖に、
心がガツン!と傷ついたことだけは身体に残っているのね。
ショックに弱いって言うのかな。
具体的なことじゃなく、
そのときの傷の感触みたいなのが残るのな。

忙しいのもあったけど、そんなこともあって、
なかなか参加する気がしなかったんだけど
今回は、なんかするっと「参加してみよう!」と思い立ったのだ。

これもまた不思議ですが。
そのときが来たってことかな…なんて思って行ってみました。

たまたま、ごく少人数の回で、
やっぱり、密度の高い3時間でした。

前に一緒にやった人もいたけど、
やっぱり、そのときとはまた全然違うことが起こり、
私の気分も、状態も、前とは違っていて、
思いもよらない気持ちになりました。

おもしろいもんだねえ。

ま、今回参加して、
あの会いたくない彼とも、
もう一度出会えば、違うんだろうなと思いました。
本音的には、できれば会いたくないけど…

でも、ちょっとホッとする。

最後の公演で自分の今までを変えることができたらいいなあなんてね。

もっと、もっと、やれることがあると思うんだよねえ。

まだまだ、知らない境地があるんだと。

それを目指して行きたいなあと。

by futu-is-best | 2010-06-13 11:54