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青春を遠く離れて…か…

先週の土曜日は、岸和田高校34期生の同窓会でした。

卒業30周年記念ですわ。

30年ですよ、ほんまに、ねえ。

実は、40歳になっときにもやってて、そのときはまあ、
男性諸氏の、加齢による変化に驚いたものだった。

ええ、驚きましたとも!

自分のことは棚に上げてね。

ええ、上げますとも!





バリバリ働いて、子供育ててね。
それでも、40の時は途中な感じが漂っていた気がするけれど、
今回は、50を前にして、
なんか、落ち着いた空気が流れてたなあ。

やはり、加齢による変化は進行形、加速系ではあるのだが、
世の常なのか、女性陣はおおむね元気、元気で、
男性陣に、若干の「枯れ感」があったわ。
そう、「枯れ感」

自分のことは棚に上げてるよ、言うとくけど。

しっかりした、奥さんで、お母さんで、社会人で、旦那で、父で、上司で、
仕事もあるところまで行ったし、子供も大きくなったしという落ち着きがあった。

私なんか、まだ、これから何になるかわからんていうのに。

30年の歳月で、私の面の皮も随分厚さを増し、
如才なく受け答えとかしてたりするけど、
なんとなく、身体の芯のほうで、
あの、高校時代の、なんともいえぬあの感じ、
人との距離感を図りかねて、
身体の芯がふわふわと、浮き上がるような、
すとんと冷たくなるような、
そんな怖さが蘇ってくるのは
遠く離れた青春の、あの時代の人たちと会ったからかな。

記録と記憶のない私にとって、
多くの同級生は、知っているはずなのに知らないひとで、
初対面の人より、薄い膜越しみたいな感触がする。

ほんまに、高校時代、自分以外のことに興味なかったんやなあ…私。
生きてる範囲が狭かったなあ。

初めて話す男の子(実際はごっついおっさん)の
小中高の話は、ちょっと、ショックなくらい、私には見えてなかった世界だったわ。
50目前のおばさんは、笑って聞けるけどね。突っ込みもするけどね。

それでも、私には「カーネーション」という強い味方があったので
多くの人に声かけてもらえて、嬉しかったし、こっぱずかしかった。
舞台に上ると、しゃべれるけどなあ。
役割がわからんと、何しゃべってええかわかれへんとこは、
青春時代に戻った気がしたわ。

もう一つの盛り上がり話題は、
選抜高校野球、優勝投手の父やね。

お父ちゃんは、とてもよく息子を応援し、見守ってて、かっこよかったわ。
次は夏。
再び、高校野球のダルビッシュが活躍することを祈る!

次は、還暦なっ!ていってたかな?
還暦。
還暦が視野の中に…ああああ。
人生よ、ああ人生よ、人生よ。

by futu-is-best | 2012-04-30 15:02 | 日記