「殺風景」、どっぷり赤堀ワールド。

昨日、「殺風景」を観てきた。
久しぶりにドリちゃんにあった。
相変わらず、全力でぶつかる姿に圧倒されるというか、
思わず、心を入れなおしそうになる。
ていうか、入れ直せ!






赤堀さんのお芝居は、3回目。
一回はシャンプーハットの公演。題名は忘れた。
赤堀さんが、なんか、グダグダの警備員のバイトをしてる男をやってた。
一回は「富士見町アパートメント」で、グダグダの男が死んで、
グチャグチャの部屋の中で、グダグダと人間がやりとりして、ゴタゴタして、グチャグチャのまま終わるみたいな話だったような気がする。

やたら“G”が多いな…

今回は、実話をもとにした話らしい。
一家で、一家を殺してしまう話。
救いようがない。
救いようがないが、現実には腐るほど起こっている話。
繰り返し、繰り返し、救いようがない所へ入り込む人間たちの話は湧いてくる。

落ち込んでいく。
追い込んでいく。
追い込まれていく。
どこで、だれが、何をどうやって断ち切れば良かったのか、
そんなことができるものなか、
断ち切りたくて、また落ち込んで、

グチャグチャや!整理されんまま、
糾える縄のように、絡みついて、支えあって、息詰まって、暖めあって、落ちてゆく。

美しい理想や、正義を声高に叫びながら、落ちてゆく現実。

愚かである。
そして、それは私たち自身なのである。
切なくなって、悲しくなって、気が少し楽になるような、くすぐったさがあって。

そんな芝居だった。

しかし、自分がしんどい時には見ないほうがいいかもしれんな…


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by futu-is-best | 2014-06-02 10:59 | 表現すること