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今回は、背筋が疲れますな。

清流劇場「FATZER」稽古も、おおづまってます。
つまりまくってます。
いいのか悪いのか…
毎日があたらしい稽古ですが、ホンマに大変です。

前回の「IPHIGENIE」では、首の筋肉が疲れたが、
今回は、背筋が疲れますな。

前回と今回の大きな違いは、
前回は、自分を曲げない女性の役。
今回は、自分を曲げられない男性の役。

男役だけど、ま、こんなにちびっ子の私がやるわけだし、
男っぽくやってもしょうがないしね。
それでも、男を意識してるらしく…っていうか、
実際、私みたいなちびっ子が、男を意識してると、
宝塚っぽくなっちゃうらしくて、
いろいろ、細やかに、意識して演技してたりします。

それが、なんなの?って感じだけど、
微妙なさじ加減で芝居は現実世界は出来ているわけで、
演劇も、実際、微妙なさじ加減で本当に大きくそのクオリティは変わります。

何のために、そんなに微妙なさじ加減にビクビクしながら、
演劇なんか、金にもならないことをやるのか…

真実を探せる現場だからだな。
そんな微妙な、世界の真実を探しているのです。

ブレヒトのこの「FATZER」という作品はそこに深くコミットしてくる作品だと確信します。

見てもらいたい。
そして、わからなくても、感じたことを話して欲しい。
そんな芝居。
http://seiryu-theater.jp/



by futu-is-best | 2015-02-26 01:03 | 公演情報