またしても、春…。

ナナに添い寝(ナナ的には迷惑かもしれないが)。
ていうか、一方的にナナのそばで寝させて頂く。

究極に眠いときは、ナナは、もう、私が触っていようと、話しかけようと、眠りに落ちていく。

見ていると、まぶたの筋肉が緩み、目の玉がひっくり返り、
耳は動くのを止め、
寝息が規則正しくなり、
手足がブルブルっと動き、
眠りが深まっていくのがわかる。

そして、グッと伸びをして、さらに筋肉が緩み、
顎が緩み、そろそろ、舌が出てきそうだ。

自分の腕に触れながら、無防備に手足を伸ばしてゆくナナを見ていると、
可愛くて仕方がない。

無防備でいてくれる何者かがいること…

芝居の稽古をしていると、
私と向き合っているときは、多少なりとも緊張している子が、
芝居の中に入って、無防備にその役に突撃していく姿を見ることがある。
そんな時、とても嬉しくなる。
私は怖くても、うるさくてもいいのだ。
嫌われてもいい。
でも、芝居の中に入れば、解放されて、返って自分らしくなる。
特別な自由を獲得している。

獲得した自由な時間を生き生きと生きている。

そんな姿を見るとき、本当に嬉しくなる。

自由を獲得するために、私とナナは時間をかけた。
探り合い、読み合い、耳を傾け、目を凝らし…。

そして、ナナは、多分どうというはっきりした理由などなく、
時々、一緒に散歩して欲しいと思い。
時々、腹の上で寝たい相手になり、
喉元を撫でてもらいたい相手になり、

私にとってナナは、
ナナに散歩に誘ってもらうと、嬉しい相手になり、
できるだけ一緒にいてあげたい相手になった。

ボタン一個では、なにも生まれない。

私たちはアナログでしか生きられない。

ナナが寝返りを打った。どんどん長くなる。
それが、とても嬉しいのだ。

金曜日には、ひまわり研究科の公演が始まる。
始まれば、終わる。
彼らとの時間も、一区切りになる。

これからに繋がる区切りとしましょ。ね。



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by futu-is-best | 2015-03-31 22:17 | 日記