浮かんでくぞ!
11月ですぜ!
えらいこっちゃ!
また、歳をとってしまう!!!!
今日は、トロンボーンをやり、
本を読み、
ワークショップ最終日を終えました。
公園で、トロンボーンの稽古をするのだけれど、
毎日同じ時間には、同じ人がいるのですね。
毎日、同じ時間に歩いているおばあちゃん。
チビチビと足を進めて、何周か、確実に歩いています。
今日初めて声をかける。
お医者さんの帰りに、トレーニングらしい。
腰と、足と、膝と。
でも、あきらめないその姿勢!
黙々と、前へ進んで、ゆっくりだけれど、確かに何回か私の前を通り過ぎる。
「膝にみず溜まってなあ、そこの西川さんへ行って、帰りに歩くねん!
来週からは昼からの診察やから、朝の早いうちに歩こうおもてんねん!」
そして、黙々と、足を進めていったのでした。
本は「カラマーゾフの兄弟」まだ、読んでます。
でもおもしろいですよ。うん。
夜は、ワークショップ最終日。
これがどんな風に役立つのか、
来てくれる人それぞれにかかっているので、
心もとない気分でやっているのですが、
前回は、高校生の男の子がご縁があって、一回参加。
感想は「なんか、ふるええるくらいおもしろかった」らしいです。
とても、嬉しい。
が、そんな経験をさせてしまうことの、怖さもちょっと感じる。
でも、新鮮な感性で、とても、濃く経験してくれたのだと思います。
自分のやってることがなんなのか、時々わからなくなる。
なくてもいいもの。ではないかという思いにとらわれる。
なくてもいいものを自分のわがままでやっているのだろうと。
でも、こうやって、ワークショップをやっていると、
芝居という狭い範囲だけではないものへ繋がってもいるのだと思う。
芝居は広いのだ。
広いので、掴みきれないのだ。
自分のやってることなど、わからなくてもいいのかな。
わからなくても、やらずにおれないのだから、
なんか、私にとっては、やらなきゃならないことなのでしょう。
落ちていても、11月。
落ちなくても11月。
時は流れる、すべてのものに平等に。
抗わず、落ちる時には泣いてみて、
そしたら、浮かび上がる私なのでした。
浮かんできま~す!
by futu-is-best | 2007-11-01 01:23