思春期の苦悩

今日も電車の中で忙しい私でした。

乗り込んできた、男子高校生に心を奪われる。

結構、カッコ良かったというのもある。
確かにある。
でも、それより、その集団のあり方がおもしろかったのだ。

5人グループだった。
二人は背が高く、あとの三人は低かった。

その二人が対照的。
一人は、他の三人を相手に、
にこやかに喋っている。
その一人を囲むように三人は立っている。
彼の言葉にひどく注意している。彼には、人をひきつける何かがあるようだ。
それは、前向きな何か。
聞いている三人のひとりの横顔が私から見える。
彼は、ただ聞いているだけではなく、
何かしら言いたげな、自分を確かめたいような目線で彼を見ている。
自分は何者なのか、確かめたいような目線。

そして、一緒にいながら、
そこに混ざろうとしない、もう一人の背の高い彼。

ああ、そこには、思春期の苦悩がありありと出ているのだ。

自分が何者かわからず、でも何者かでありたいと思い。
彼が何者かわからず、
ただ、違和感を覚え、素直にここにいることが出来ずに
眉をしかめてしまう。

ああ、きっと私も高校生の時、こんな顔をしてたのだろうと思う。

三人の注目を集める彼にも、
もう一人の彼を意識する、自意識を感じる。

ハラハラするような電車の8分間でした。

ドラマみたいだった。
忙しい。電車の中。
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by futu-is-best | 2008-04-04 00:08