カテゴリ:日記( 462 )

終われば、次が来る…のね。

門真ルミエールホールさんでの、
この春、一回きりの「桜の森の満開の下」も「終了しました。

なんでしょう?
身体の芯の疲れを、実感する3月でした。

いつも、芝居が終わると、
しばらく、いくらでも眠れるという日々が続き、
本当に「骨から疲れが染み出して来る」と思い、
「骨休め」という言葉を実感しつつ、
染み出し尽くすまで、やたら寝るのだが、
寝てらんないと、骨の中に疲れがたまってるのがわかるんだということがわかったわ。

次は、4月8,9,10日のひまわり研究科春公演、別役実「会議」。

いやあ、ひまわり研究科では、様々なことを経験させていただきますわ。

別役作品をやることになるとは思いもしませんでした。

が、凄い!
ホンマに凄い作品だと思う。

音のニュアンスがちょっとずれると、全く言葉が無駄になるというか、
無駄を超えて、邪魔になる。

人間が、普段何をやっているのか、
そのすべてが現れてなんぼ。
無意識の意識化という、俳優として最も難しい表現を要求される。
さて、さて、どんなものに仕上がるのか。
しかし、難しい。
繊細だ。
繊細にできればできるほど、スリリングだ。
人間そのものに近づいていく。
…おもしろい、そして、恐ろしい。

昨日見た、MONOの「裸に勾玉」は、その無意識を、
古代の未分化な感情を現代人が現代語化するという事で顕在化して見せた。

今、世間に取りざたされている様々な出来事に関して、
様々思う。
演劇をする意味を考えながら、研究科のみんなの成長を願いながら頑張る!

それが終わると、新しい仕事が始まる。
大阪芸術大学舞台芸術学科で、ミュージカルコースのヴォイストレーニングの講座を担当します。

また、ひとつ、現場を増やします。
う~ん!頑張る。
自分がやってきたことを、全部若い子に伝えたい。

と、おばちゃんは自分なりに前に進むのだ。
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by futu-is-best | 2016-03-27 22:20 | 日記

清流劇場「賢者ナータン」終わりました。

「賢者ナータン」終了しました。
ありがとうございました。

はあ、喋りました。
清流劇場は、三回目の出演でしたが、
三回目のタイトルロール。
芯をやらせていただくことの責任の重さが
ありがたく嬉しくもあり、
しかし、その責任の重さはやはり半端ない。
もう、セリフ付の数ヶ月でした。
電車の中でも、
お昼ご飯の時も、
寝る前も、
頭の中にセリフが回る。

でも、とにかく覚えなくてはならないわけで、
スキマの時間があると、
セリフ返してないと、悪いことしてるみたいですもんね。

なんとも贅沢な話です。
そう、セリフが多すぎる!
なんてね。

鍛えていただいております。

しかし、お客様には、
思いのほか素直に喜んでいただいて、
古典の力を思い知りました。

ホンマに、古典作品はすごいです。
普遍的なテーマが300年を超えてながれています。
こういう作品を、若い人と、作っていくことも
演劇の一つの意味だなと思います。
私の役割なだと思います。

次は、ルミエールホールでのひとり語り「桜の森の満開の下」
稽古します。
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by futu-is-best | 2016-03-14 21:41 | 日記

12月23日のこと。

南河内万歳一座の俳優で音楽を作ってらした藤田達也さんのお別れ会に列席させてもらいました。

直接、お話したこともなく、
共演したこともないのに、
それでも、参加させてもらいたかった。

その場は、真実が満ちていて、
みんなの本当の心が満ちていて、
それだけで泣けてくる。

30年あまりを一緒に過ごす、
一緒に物を作る、
一緒に成長するということは、
凄いことだ。

こんな時間を、こんな場を作れる時間の濃さに泣けてくる。

万歳の芝居は、いつも演劇をするという心意気を教えてくれて、
集団の強さを教えてくれて、
こういうふうに、いつまでも子供みたいに演劇を遊び続けられたら最高!と思わせてくれる。
その芝居の大きな部分を支えてきた藤田さんを亡くした痛みと藤田さんへの尊敬と感謝が満ちていた。

ありがとうございました。
頑張らなきゃと思う。
つないでいかなきゃなと思う。
つないでいかなきゃ。

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by futu-is-best | 2015-12-26 00:45 | 日記

想像力の危機が深刻だと思うんですよね。

司法試験の漏洩事件。
頭を抱える、情けなさ。
教授の方も、女子学生の方も…。

情けないとか言ってる場合じゃない問題だろう!というご批判はごもっともですが、
私には、この事件で一番怖いのは、
両人の想像力の欠如ではないかと思うのです。

もう、そこ破ったら、人生棒にふるよ!っていう、一線を超えてるのに、
その緊張感のなさ。
本気で、司法に携わる仕事に人生をかけたいと考えてのことなら、100点満点にならないくらいの工夫はするだろう、普通。
教授も、本気で自分の人生かけてその女を愛してるなら、もう少し細かいところにアドバイスするだろう。

馬鹿じゃないの?というは簡単だ。
が、問題は重大ではないだろうか。
想像力の欠如。
本気なら、隅々まで働かせるだろう頭を使ってない、そのぬるさが怖い。

警察官の犯罪にしろ、教師の不祥事にしろ、
なんとも、想像力がなさすぎると思うのだが、
それは、犯罪以前の日常から始まっているのだと思う。

毎日、電車の中で腹立てているそのあれやこれやの延長線上に、こういった犯罪があるのだ。

なぜ、ドアの近くで止まる?そして、窮屈になって気分を害している?
なぜ、駅に到着するのに降りる人、乗る人のことを意識しない?そして、ぶつかって気分を害している?
なぜ、肩掛けカバンや、リュックが自分の体の一部だと思えない?そして、カバンに引っかかって気分を害している?
なぜ、降りる人がいるのに、ドアのまん前に立っていられる?そして、無理やり通りすぎて、気分を害している?
なぜ、少し詰めれば一人座れるのに動かない?そして、寝たふりを頑張って気分を害している?
なせ、電車で化粧する?もの食べる?そして、人間性を少しずつすり減らしている?
なぜ、スマホを扱う肘が人に当たっていることに気づかない?そして、肌感覚と姿勢を悪くしている?

ここはどこで、私は誰で、ここで最も優先されるべきルールは何で、
私たちの幸福は誰が作るのか。
大人が、そういうルールをとにかく蔑ろにしてる。
子供は、大人を真似て大きくなるのだということを、今一度心に刻まねば。
カッコイイ大人であろう。
カッコつけたじゃないよ、カッコイイ大人だよ。
襟を正せ!
襟を正さねば。

怠けるな、ちょっとした公共の心地よさのために自分の心を動かすことを。
私の心良さは、私たちの心良さに支えられているのだから。

知は感性や情緒に動かされる想像力によって、はじめて役立つものになるのではないかと思う。
知識や情報は、ある目的を達成したいと願う想像力によって、つながり、意味を成し、初めて役に立つのではないだろうか。

その情緒や、感性を育てなければ、
知識は何の役にも立たない。
情緒や感性、あるひとりの人間を形作る、唯一無二の感受性の醸成こそ、
初頭教育の最も重大な使命。
そこには、基本を反復することで脳や体の基礎力を作ることも含まれていると思う。

脳の基礎力。
基礎体力。

生きるための原始的な力。

人間を信じるとは、自分がプライドを持って生きることから始まるのではないかと思うのです。

お休みだったので、考えたことでした。






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by futu-is-best | 2015-09-13 21:49 | 日記

台風休講、思いがけない休日は嬉しい。

台風が来るそ!

てことで、今日は二箇所で授業があるはずが台風休講になった。
朝起きると(むっちゃ寝たわ)拍子抜けするくらいの静かな天気。

しかし、思いがけないお休みで、ホッとする。
とりあえず、寝たおす。

で、みなさんにこれからの公演情報をガツンとお知らせです!

まず、ライトアイプロデュース「極上の一人芝居集」!
詳細はこちら⇒「極上の一人芝居集」特設サイト

坂口修一、宮川サキの、一人芝居のトップツーと対バン形式!
もう、濃い濃い、三日間。
それぞれがぞれぞれと組んで、極上のエンターテイメントをお送りします。
チケットの予約はこちらから⇒チケット予約ページ
これは見なきゃ損でしょ!

そして、11月 横山拓也 iaku公演 「walk in closet」です。
大阪弁で、普通のお母さんをやるなんて、初めてですわ。
しかも、息子は、劇団ひまわりでの教え子です。
こんな嬉しい経験もそうないでしょう。
とても楽しみにしていますねん。
すっごく、大事に大事に丁寧に丁寧に作りたいと思ってますねん。
素敵な俳優さんとの共演も楽しみ。
待ってます。
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by futu-is-best | 2015-09-09 11:06 | 日記

次はもう始まっている。

ひとり語り2015「松本清張と林英世と稲田真理と」が終了して、
一週間、26日は岸和田の割烹うおりさんでのひとり語り。
なんと、うおりさんでのこの催しも5回目を迎えた。

ありがたい。
続けられてる。
地元の人が来てくれる。
応援してくれる。
初めての人が喜んでくれる。

今回は山本周五郎「あだこ」
京都、西陣ファクトリーガーデンでやった公演の最後の作品。

実は、難しかった。
今回稽古しても、かつての思い出や、日常が出ては去り出ては去り、
物語の展開としてはまどろっこしい。
しかし、そのまどろっこしさが、生きるということで、
過去より、今だと、いうメッセージが込められているのだ…と今回、気づいた。
が、それを声で表現するのは結構難しい。

最終的には、思いのままのびのびやろう!と決めた。
じたばたしても仕方ない。

で、実は、自分でもいい公演だったと思う。

心のまま、のびのびやる。
このシンプルなことが大事なことなんやな。

で、今日は、10月にある「極上のひとり芝居集」のフライヤー写真撮り。
濃い。
坂口週一、宮川サキ、林英世。
ベテラン三人の本気をお楽しみに。

てなこと言ってるわけだが、明後日は11月のiaku公演「walk in closet」のフライヤー撮影です。

次は次々やって来る。
次はもう始まっている。
反省はする。
いろいろ考えもする。
が、後悔している時間はない。
だから!
毎回、全力だああああ!

その後はねえ…お・た・の・し・み・に!

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by futu-is-best | 2015-07-28 23:12 | 日記

7月になってしまった

7月です。
こちらの更新が、滞っております。
なんか、、ぐちゃぐちゃに予定をこなしていく日々。

つまってくる~!
つまってくる~!
毎日が詰まってくる~!

ので、暇なときは、猫とぼ~っとしており、更新などが滞っております次第。

さて、ひとり語り2015「「松本清張と林英世と稲田真理と」が二週間後ですねん!

いつも、ひとりでやっていたことに、あらたな人間が加わるというのは…
なかなか困難を極めるものでございます。
言葉とは、なんとも歯がゆいものであります。

しかし、粘っております。
林も稲田も、粘っております。
光は見えてきております。
なんか、面白いものになる予感がします。
是非、お越し下さい。

と、宣伝してます。
そのための更新かい!
すみませんねえ。

7月26日(日)にございます。
こちらもよろしくです。



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by futu-is-best | 2015-07-02 14:40 | 日記

観客としての一日

本日は、南河内万歳一座「楽園」、
MousePiece-ree「VS魂」のダブルヘッダー!
万歳は、私のソウル演劇。

見るたびに、原点に立つし、
今回は、また更に、まっすぐ奥の方にずばっと射込まれた感じで。
「闘いはするが、争いはしない」という言葉が奥深い。
人生は闘い続けなきゃならない、戦場かもしれない、
けれど、それは争いとは違う。
勝ち負けのない「闘い」もあるやんか!
勝ち負けではなく「闘い」続けなあかんやん、生きるってことは。
死んだら終わるレースの途中。
勝っても負けても、死ぬまで続く。

でも「争い」は続く。
あなたが死んでも、彼が死んでも、「争い」は引き継がれる。
そのうち、なんのための「争い」だったかわからなくなる。
どっちが本当の加害者で、どっちが被害者か。

5月が真夏の今の時代、来年の5月が春なのか、初夏なのか、真夏なのか、あるいは冬なのか…

考えるべきことがある。
非難するより、考えるべきことが…

で、芝居を、はしごの今日、
梅田へ出て、コーヒーでもと思ったら、
どこもいっぱいで、
気がつけばざるそばを食っていた。

江戸の親父か!

MousePiece-reeや。
「ブラボー!あほ!あほ、万歳!」
こちらも、まっとうな演劇道をゆく人たち。
ええおっさんが汗だくで、しょうもないことをやっている。
それが、笑えて笑えて…

しかし、踊る姿などを見ていると、
体幹もしっかししてはるし、やっぱ、ベテラン。
酸いも甘いも噛み締めきって、
楽しみながら、やっている。

ダンサーチームの身体のきれに感動。

鍛えるって素晴らしい。

そう感じた、演劇ダブルヘッダーの一日でした。

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by futu-is-best | 2015-06-01 00:22 | 日記

またしても、春…。

ナナに添い寝(ナナ的には迷惑かもしれないが)。
ていうか、一方的にナナのそばで寝させて頂く。

究極に眠いときは、ナナは、もう、私が触っていようと、話しかけようと、眠りに落ちていく。

見ていると、まぶたの筋肉が緩み、目の玉がひっくり返り、
耳は動くのを止め、
寝息が規則正しくなり、
手足がブルブルっと動き、
眠りが深まっていくのがわかる。

そして、グッと伸びをして、さらに筋肉が緩み、
顎が緩み、そろそろ、舌が出てきそうだ。

自分の腕に触れながら、無防備に手足を伸ばしてゆくナナを見ていると、
可愛くて仕方がない。

無防備でいてくれる何者かがいること…

芝居の稽古をしていると、
私と向き合っているときは、多少なりとも緊張している子が、
芝居の中に入って、無防備にその役に突撃していく姿を見ることがある。
そんな時、とても嬉しくなる。
私は怖くても、うるさくてもいいのだ。
嫌われてもいい。
でも、芝居の中に入れば、解放されて、返って自分らしくなる。
特別な自由を獲得している。

獲得した自由な時間を生き生きと生きている。

そんな姿を見るとき、本当に嬉しくなる。

自由を獲得するために、私とナナは時間をかけた。
探り合い、読み合い、耳を傾け、目を凝らし…。

そして、ナナは、多分どうというはっきりした理由などなく、
時々、一緒に散歩して欲しいと思い。
時々、腹の上で寝たい相手になり、
喉元を撫でてもらいたい相手になり、

私にとってナナは、
ナナに散歩に誘ってもらうと、嬉しい相手になり、
できるだけ一緒にいてあげたい相手になった。

ボタン一個では、なにも生まれない。

私たちはアナログでしか生きられない。

ナナが寝返りを打った。どんどん長くなる。
それが、とても嬉しいのだ。

金曜日には、ひまわり研究科の公演が始まる。
始まれば、終わる。
彼らとの時間も、一区切りになる。

これからに繋がる区切りとしましょ。ね。



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by futu-is-best | 2015-03-31 22:17 | 日記

ブレヒト~!

清流劇場、「FATZER」!
ほんまに、ええ加減して!ブレヒトさんよおおお!ってな感じです。
なんやねん!この多重感あふれる、世界は!
なんやわからん!
そう、なんやわからんのである。
が、それは逆に言うと、どうとでもわかれる!という事でもあるのだ。

どう、わかるのか!ということは、
君は何をどうわかってるのか、わからないのか?という事なのである。

何を、どう考えるのかをみんなで出し合って、
稽古は進んでいます。

今回も、戦いのような現場です。
おもしろいでのです。

お~い。ブレヒト~!ってな感じです。

頭痛めて、みんなで考えてます。
こういう作業が、おもしろい!

私は、FATZERの役をします。
男の人です。
でも、そんなことは問題じゃないのです。
私がやらねばならないのは、
なにか、物事の根底にある初期エネルギーみたいな何ものかなのだと思っています。

できるか?
やるのだ。
私なりに。

3月6日~8日 伊丹AI-HALLです。
是非!
http://seiryu-theater.jp/



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by futu-is-best | 2015-02-05 01:30 | 日記