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カテゴリ:指導者として( 16 )

「会議」が育てたこと

ひまわり研究科春公演
別役実作 「会議」が終了しました。

観ていただいた方々からは、
様々に熱い感想をいただきました。

熱い感想が生まれる作品にできたことが、成果そのものかと思います。

しかし、いろいろな配慮の結果、AプロBプロを作って、
二つの役をやらなければならない人たちがいたんだけど、
これは、演出として、ごめんなさいです。

そんな簡単に、人間が入れ替われるほど、生やさしい本ではなかった。
役者さんに申し訳ないことをしたと思います。

それでも、すべてを舞台上でなんとか吸収し、前へ進め、
緊張感を切ることなくやり切ったかれらの成長度のすごさは驚きです。
とにかく、本番には手出しができないのですから。

ほぼ初舞台という人間もいたのに、
大きな破たんなく、ちゃんと芝居を観たという感想をいただいたのですから、
素晴らしいです。
いや、経験がないから、
純粋に頑張れたからできたのかもしれないですね。

余分な経験も思い込みもないからこそ、
まっすぐ、やらねばならないことへ向かわせたのかも。
やっぱ、「素直」は最高の能力なのだ。
学習の場ではね。

「会議」は、場所は一か所、時間軸もまっすぐです。
リアル80分を、別の人間として生ききるというのは、
役者でも、そう経験できるものではありません。
そういう本が少ないですからね。
通しをやると、緊張だけで、へとへとになってました。
喋らないけど、そこには居続けなければならないし、
いるという事は何かしら生理的には動き続けているわけですからね。

しかし!
今日、反省会なるものをやりましたが、
冷静に、誰かのセリフが飛んだ時のフォローも考えながら、
計算したわけではないけど、その役が自然と動きたい衝動を感じて、
その役の人物を深く感じたという
奇跡のような経験をした者もおり、

身体の感覚にこだわり、
身体の集中力にこだわり、
アンテナの広がりにこだわってきた甲斐があったと思うわけで、
その基礎的な所を強化していくと、
いかなるタイプの戯曲にも対応できる俳優になるのだと確認。

俳優養成という概念を定着させるためにも、
ここら辺にこだわった連続的レッスンができる何かしらの場を作らねばと思う。
その思いが強まる。

そして、指導者を育てなければと思う。

私の知っていることは全部吐き出す。
吐き出せる場所を作らなければ。

う~ん、頑張る。
頑張らねば…。
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by futu-is-best | 2016-04-11 21:08 | 指導者として

「表現者=大人」であって欲しいわけです。

劇団ひまわり研究科春公演「会議」も明日のワンステージを残すのみとなりました。
この四年、研究科を受け持って、
半年に一回公演を打つというハードな環境でした。

お金を頂く公演なので、作品としてのクオリティにはこだわってきたつもりです。

「下手だけど、いい芝居をする」

自分たちのためだけのの充実感が、成果にはならない。

表現者として真の充実感を得るためには、
どれほどストイックに戯曲に、言葉に、人間に、そして、自分に向き合わねばならないか、
伝えたいのはそのことです。

それが分かれば、みんなちゃんとした表現者=大人になるんです。

別役作品は、難しかったです。
会話の展開が甘くなると、もう、何のために喋ってるのかわからなくなるし、
クソ面白くない芝居に成り下がります。
それでは、お金をいただくわけにはいきません。

そのために彼らには、芝居とは何か?俳優とは何か?と、問いかけ続け、働きかけ続けてきました。
細かな細かなことを要求しました。
ほぼ、初舞台の演劇初心者に対する要求としては、ハイレベルだったと思います。
が、要求しなければ、答えるために頑張ることもないのです。
頑張ってくれたと思います。
考えて、想像して、発見することは大変です。
しかし、そのことは、彼らにとって、楽しかったみたいです。
本当に、楽しく苦労することを感じたかもしれません。

彼らは、頑張りたいと思っているのだと思います。
何かを、熱を持ってやりたい、やったという実感を感じたいと、思っているのです。

不条理劇をやって、人間を信じられる気がすると思う。
おもしろいものです。
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by futu-is-best | 2016-04-09 22:41 | 指導者として

ひまわり研究科秋公演がやって来る。

ひとり語りに一段落ついて、
10月の「究極のひとり芝居」のチラシ写真撮影も終わり、
灼熱の炎天下での、11月「Walk in closet」と、9月の「エーヨンオアビーゴ」のチラシ撮影も終わった。

そして、ひまわり研究科秋公演へのロードの始まり。

難しい。
作品選びが、もう、一番の山場。
お願いしますよ…って泣きたくなる。
適当な作品、そうそう、簡単に見つからないのよ。

人数、男女比、劇場規模、予算ね。
そして、何より、彼らがやる意味と、上げるべき成果目標を具体化できるか。

私は、哲学などやり、文系畑ひと筋のわりには、
思考の回路が理系だと思う。
いや、経済学的か?

やるからには、効果、成果を具体的に上げたいのだ。

そんなこんなでいつも苦労する。

今回も、制作のポジティヴ女子を萎えさせるほどの困難さ。
それでも、なんとか、作品を決め、
あとは、そう、実現に向け具体的な悩みをクリアしていくだけ。

頑張ろう!
絶対に、彼らの役に立つようにする。
彼らのこれからに、何かしらの役に立つようにやってやる!

スタミナ。
にんにく、肉、睡眠、猫。
大事。

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by futu-is-best | 2015-08-04 23:13 | 指導者として

ひまわり研究科、奮闘中!

ご無沙汰してます。
夕べ、清流劇場[FATZER」の飲み会で、飲みすぎて若干二日酔いのまま、
お仕事に精出していた、私です。
いろいろ、わからないことがあります。
カバンに自分のじゃない鍵が入っていて、
大事な書類が見当たらず、
またしても、人様の手を煩わせまして、
ほんとうに、情けないわけで…

ま、そんな今私がやっているのは、これ→
ひまわり研究科春公演、ニール・サイモン作「名医先生」の演出です。

半年に一回、公演があるので、これで研究科担当3年、6回目の公演ですわ。
芝居を作るのはおもしろい。これはもう、実際面白いのです。
声が潰れるくらい怒っても、震えるくらい腹立てても、
それほど、本気になれることがある訳で、
2年とか、一緒に芝居と向き合ってると、ほんとうに可愛くなるし…
少しずつでも、成長していく姿を見ると、感動するし…
しかし、響かないと、腹立つし、落ち込むし、
まあ、忙しいのです。

ともかく、奮闘中。
がんばろう、最後まで諦めず。


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by futu-is-best | 2015-03-25 21:42 | 指導者として

さよなら子供たち…

日曜日にやっていた、子役の養成の仕事から離れることになった。

今日が最後の日。

日曜日という事もあり、
最近の子供たちは、とくかくさまざまに忙しいこともあり、
参加者はとても少なかったのだが、

なんと、たくさんお菓子やら、花束やらもらっちゃった!

そして、お手紙も…
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可愛い…ありがとう。

「林先生がいいなあ」なんて言われると、泣いちゃうぞ!
って感じですが…泣かなかったよ。

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by futu-is-best | 2013-05-26 22:45 | 指導者として

個人レッスンなんかやっちゃったりしてさ

ここのところ、続けて「ヴォイス」の個人レッスンのご依頼を頂く。

う~ん。
なんか、偉そうじゃね?
個人レッスンをやるなんてさ。

学校で、固めてヴォイスの訓練をやるのとは違って、
その人個人への責任があって、
これは結構緊張する。

見てみた、聞いてみた、
何もわからなかった、では話にならない。

ちゃんと、何かしらの効果がいる。

結構、燃えるね。
こういうの好きなのかな。

来た球を打つ人だから、
来る球が、難しければ難しいほど、熱くなると…

結局、そういうことが好きなんだ。
楽して、ひょいひょい!てのは性に合わないのね。
んぐぐぐぐうう~!って唸りながら何かを解決し、
前進した実感が欲しいわけ。

もし、なにも相手にあげられなかったら、
潔く、「お代は入りませんや、こんな情けない仕事じゃあ、お代を頂戴するわけにゃあまいりません」
と言おう!
そんな心意気で、仕事しよう。
そのほうが、自分のためにも、人のためにも、世のためにも良いだろう。
良い方が良い。
単純な真実…
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by futu-is-best | 2013-04-23 00:38 | 指導者として

指導者も、体張って…な。

ひまわり研究科発表公演が4月12~14日にあります。

来週から、稽古体制に入ります。

休みのない日々がまた始まるのだ…

前回、岸田國士をやったメンバーが半分以上残っている。

今回は、ちょっと違うタッチの芝居にチャレンジする。

横山拓也さんの「マーチ」という作品。

実は私も、初めて演出するジャンル。

現代劇って、やったことないのさ!ははははははは。

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by futu-is-best | 2013-02-22 21:34 | 指導者として

久々、子供たち

久しぶりに、ってまあ、二週間ぶりに
子供たち指導へ。

なんだかんだ言っても、
彼らは子役事務所の子。
お仕事させられるようにならなきゃならないのだ。

悠長に成長を願っていてはいかんのだ。

やり方を工夫しなくちゃ!

でもって、暗記強化、競争心掻き立て作戦にでる。

が、しかし、これは実は、普通のことなのかもね。
人が成長しようとするとき、
なにかしら、競争原理って必要なんだよなって、思いました。

誰かが、オーディションに行ったと聞いたら、
俄然、やる気が変わるもんね。

目標、競争、自分との闘い、成長。

このプロセスをちゃんと踏ませるのも、指導者の責任なんだ。

その過程で、どうひっぱり、どうフォローし、どうひとりひとりの魅力を
引き出すか。

困った時こそ、教育時。
腕の見せ所(腕がある前提)

子供には、人間の本質を学びますわ。
おおきにな。
先生もがんばるわ。
きみらのためにな。

本気の出せる大人になるように。
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by futu-is-best | 2012-10-22 00:01 | 指導者として

岸田國士短編集終了す。

終わりました。
怒涛の50日。

無謀といえば、無謀。
無茶といえば、無茶。

怖いもの知らずな私たちの挑戦。

お気楽指導者のもと、
大変だったのは、ほぼ初舞台というみんなでした。

半分くらい、初舞台も同然の人たちだったのね。

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by futu-is-best | 2012-10-15 22:50 | 指導者として

ひまわり研究科公演初日終了

はい、とにもかくにも、初日が開きました。

見に来てくださったみなさま、ありがとうございました。

怖いわあ。
もう、チジミあがるわあ。

岸田戯曲の力を知ってる人が見たら、????と思うかもしれないし…
岸田戯曲などまったっく知らない人が見たら、やっぱり????って思うんじゃないか…

現場では、必死で、やれることやってきたし、
今、もう、特に何をどうすることもできない、演出的には…
なのだが、お客様がどんな風な反応をするかは
気がかりでならない。

何がどうであれ、「わからん!」と思われたら、私の責任なのだ。
何がどうであれ、「なんかおもろい!」と思ってもらえたら、私は本望なのだ。

そこの境目が、実際きわきわなのだ。

彼らはよう頑張ってるねん!
それはもう、ほんまにがんばってるんです。

課題はまだまだあるけれど、
しかし、よく投げずにやってくれたと思います。
あと、3回。
まだ登れる階段はある。
とにかく、登ろうと試みることだよね。

明日のだめだしを考える…
具体的なことは浮かばないんだけどね…

たくさんの人に見てもらいたいなあ。
がんばってる人の姿を見てもらいたい。
しんどい作業をやってきたんだから。

明日も、一から始めよう。
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by futu-is-best | 2012-10-12 23:52 | 指導者として