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幸福について考える

M-PADが終わった。
三重県津市の津・あけぼの座さんにはここ数年お世話になっている。

四天王寺さんで、昨年、今年とひとり語りをさせてもらい、
今回はM-PADに参加させてもらった。

四日市市の割烹「まっさん」で、向田邦子さんの「鮒」を読んだ。
大好評だった。
自分で言うのもなんだが、本当に大好評だった。
嬉しい。
お客様が喜んでくれるのは本当に嬉しい。
顔が見える。本当のことが分かる。
怖いけど、本当に感じることができて、
幸福だと思うんだな。幸せ者だと思うんだな。

そして、土曜日、今回の参加者4組全てがみられる「まとめ見」。
これがまた、贅沢だよね。
いやあ、おもしろい。
いろいろあって、おもしろい。
お客様も満席で、喜んでくれて、そう、大好評だったのだ。

いろんなところで、同じように演劇をやり、
社会について考え、人間について考え、表現について考え、演劇について考えている人と出会う。
縁が結ばれていく。
幸福だね。
好きなことやって、人と出会って、
世界広がって。幸福。

そして、今日、
あけぼの座、あけぼの座スクエアに次ぐ、三つ目の劇場「テアトル・ドゥ・ベルヴィル」のこけら落とし公演を観た。
第七劇場が、津市美里に拠点となる劇場を作ったのだ。
自分たちの手で、手作りで。

満席だった。

小さな子供から、お年寄りまで。

いろんな人が劇場にいた。

元々倉庫だったその場所にずっと押し込まれていた建築廃材を使った真っ白な壁、
新しくひかれた、真っ白な床、
その新鮮な空間になにが描かれていくのだろうと、待っていた。

幸福な空間だった。

期待がある、反応がある、怒りがある、喜びがある、愛着がある、愛情がある。
ある。ということは幸福なんだな。
関わりがあるってことだな。
生き物と生きものが関わりあう。
関わりあえる場所として劇場を作ったんだな、きっと、鳴海さんたちは。
これからが、本当に大変だと思う。
始めるのは瞬発力でできるけど、
継続は本当の力がいる。
だからこそ、一人ではなく地域のみんなと一緒にやらなきゃならないんだな。
めんどくさい事だらけだと思うよ。

でも…

めんどくさいって、幸福の種だな。
関わりがないって楽だけど、楽は幸福とは違うな。
生きるってめんどくさくてなんぼやな。

私とか、めんどくささから逃げてきたなと思う。
めんどくささの中に突っ込んでいく人を見ると眩しい。

今日の芝居「シンデレラ」のセリフだ!
人は「幸福」になるために生まれてきたのよ。
で、シンデレラはめんどくさい結婚をするんだ!

わあああ、今なんかすっごく芝居がわかったわ。


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by futu-is-best | 2014-11-23 23:53 | 表現すること

若者よ、私の言うことは鵜呑みにするな。だが、小耳に挟んでおけ。

ご縁あって、
昨年、今年と、神戸女学院大学で、ゲストスピーカーとしてお話させてもらっている。
「プレゼンテーションの技法」
ま、私にプレゼンテーションを語ることなどできない。
意識して、プレゼンして成功したことがない。
結局、自分の仕事そのものがプレゼンであって、それ以上はできないし、
それでやってこれたことしかしてない。

ので、そんなことを話す。

劇団に入って、「クリーンナップは不動。お前はクリーンナップにはなれない」との宣言を受け、
そののち、自分の能力を磨くために、俳優の勉強をしたこと。
大学で、教職をとったものの、一回言ってやめたこと。
芝居にケリがつかず、長くやってきたから学べたこと。
入口を入ったら、出口が来るまでやってみる。
馬鹿だけど、意味あるんじゃないかと思うこと。

とりとめのない話になって、
なんか、まとまらず、ちょっぴり反省してたのだけれど、
何人かは、レポートを書いてくれて、
ちょっとでも、ひかかってくれた学生さんがいて、
彼女らが、今とこれからの自分のことと結ぶつけて考えてくれたので、
とても嬉しかった。

「人生は一度きり、やりたいことをやろう」という言葉は、簡単に言えるけど、
本当はそんなに簡単じゃない。

でも一度きりだから、真剣に向かい合ったほうがいいだろうと思う。

そんなことを、なんとかやりくりしてきた大人はちゃんと話しておかなきゃね。

無駄玉でいい、投げられるだけ、投げる。
それが、私にできることだからね。

しかし、もうちょっとまとまった話ができるようになりたいものだ。
いやほんまに。

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by futu-is-best | 2014-11-12 23:59 | 日記

大阪弁は綺麗やなあ。

今日は、玉造小劇店「おもてなし」を観劇。

なんていうか、ちょっと、なかなか見られない、
よくできた、老舗のお菓子みたいな作品でした。

船場の暮らし、風習、気質、人情、粋、
いやなとこ、ええとこ、いろいろあって、
船場言葉が綺麗で、

みやなおこさんが、しっとりと、しかし、気丈な女を見事に演じてかっこよく。
有馬くんも、いやにいい男で、見せてくれるし。
野田くんは、一言のセリフで笑わせてくれるし。

役者が大人で、
大人の役者がいてできる、
質の良いお芝居。

できる役者は素敵ですな。

こなれたお芝居でした。
美味しいお茶と一緒に味わいたいようなね。

ぜひ、東京の方々にも見ていただきたい!

http://tama-show.jpn.org/next/


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by futu-is-best | 2014-11-03 22:16 | 日記