塚本晋也監督「野火」を見た

「野火」を見ました。

どう言ったらいいだろう?
いや、何も言わないでいいのかも知れない。
何かにしなくていいのかも知れない。
人間だ。
人間がやるのだ。
そのことを強く思って、
そのことを強く憎めばいいのかも知れない。

塚本晋也監督の、この作品を作ることへのエネルギーに感動する。
その描写の容赦なさが凄い。
監督自ら、制作、監督、撮影、主演。

「カーネーション」に俳優として出演していらっしゃって、
ご一緒したあの、監督の穏やかな姿が、
別人のように、変貌していく。

俳優さんたちが凄い。
ボランティアエキストラの方々も、凄い。
あの画面を作るために、どれほどの時間と、力を使ったのだろう。
監督の思いが、全員を引っ張っているのだろう。

戦争を概念で語る限界を感じている今、
人間というものへの畏れ、嫌悪、共感、絶望、希望、という、
共有感覚がキーになるんじゃないかと、
そこを育てたい、開発したいと思う。

悲惨な殺人事件が話題の夜。


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# by futu-is-best | 2015-08-19 21:50 | 表現すること

ひまわり研究科秋公演がやって来る。

ひとり語りに一段落ついて、
10月の「究極のひとり芝居」のチラシ写真撮影も終わり、
灼熱の炎天下での、11月「Walk in closet」と、9月の「エーヨンオアビーゴ」のチラシ撮影も終わった。

そして、ひまわり研究科秋公演へのロードの始まり。

難しい。
作品選びが、もう、一番の山場。
お願いしますよ…って泣きたくなる。
適当な作品、そうそう、簡単に見つからないのよ。

人数、男女比、劇場規模、予算ね。
そして、何より、彼らがやる意味と、上げるべき成果目標を具体化できるか。

私は、哲学などやり、文系畑ひと筋のわりには、
思考の回路が理系だと思う。
いや、経済学的か?

やるからには、効果、成果を具体的に上げたいのだ。

そんなこんなでいつも苦労する。

今回も、制作のポジティヴ女子を萎えさせるほどの困難さ。
それでも、なんとか、作品を決め、
あとは、そう、実現に向け具体的な悩みをクリアしていくだけ。

頑張ろう!
絶対に、彼らの役に立つようにする。
彼らのこれからに、何かしらの役に立つようにやってやる!

スタミナ。
にんにく、肉、睡眠、猫。
大事。

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# by futu-is-best | 2015-08-04 23:13 | 指導者として

次はもう始まっている。

ひとり語り2015「松本清張と林英世と稲田真理と」が終了して、
一週間、26日は岸和田の割烹うおりさんでのひとり語り。
なんと、うおりさんでのこの催しも5回目を迎えた。

ありがたい。
続けられてる。
地元の人が来てくれる。
応援してくれる。
初めての人が喜んでくれる。

今回は山本周五郎「あだこ」
京都、西陣ファクトリーガーデンでやった公演の最後の作品。

実は、難しかった。
今回稽古しても、かつての思い出や、日常が出ては去り出ては去り、
物語の展開としてはまどろっこしい。
しかし、そのまどろっこしさが、生きるということで、
過去より、今だと、いうメッセージが込められているのだ…と今回、気づいた。
が、それを声で表現するのは結構難しい。

最終的には、思いのままのびのびやろう!と決めた。
じたばたしても仕方ない。

で、実は、自分でもいい公演だったと思う。

心のまま、のびのびやる。
このシンプルなことが大事なことなんやな。

で、今日は、10月にある「極上のひとり芝居集」のフライヤー写真撮り。
濃い。
坂口週一、宮川サキ、林英世。
ベテラン三人の本気をお楽しみに。

てなこと言ってるわけだが、明後日は11月のiaku公演「walk in closet」のフライヤー撮影です。

次は次々やって来る。
次はもう始まっている。
反省はする。
いろいろ考えもする。
が、後悔している時間はない。
だから!
毎回、全力だああああ!

その後はねえ…お・た・の・し・み・に!

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# by futu-is-best | 2015-07-28 23:12 | 日記

ひとり語り公演情報

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# by futu-is-best | 2015-07-18 20:00 | ひとり語り

初日あきました。

台風で、大きな被害が出ている地域もありますね。
本当に、水の力は巨大です。

水の豊かさは、命の豊かさを感じさせるけれど、
命の力が氾濫すると、えらい事になる。

昨日のひとり語りはそんな感じ。

女流俳人が自身の命の力のやりばを失って、狂気に走っていく。
その過程を読みながら、私の中の命の行き場が迷走してくる。

いつものひとり語りとはまるで違います。
松本清張の淡々として、冷静な文章を借りて、
命の暴走を追いかける。

そこにいるのは、誰?

今日も、とにかく、時間の中に正直に居ることを目指します。


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# by futu-is-best | 2015-07-17 11:45 | ひとり語り

7月になってしまった

7月です。
こちらの更新が、滞っております。
なんか、、ぐちゃぐちゃに予定をこなしていく日々。

つまってくる~!
つまってくる~!
毎日が詰まってくる~!

ので、暇なときは、猫とぼ~っとしており、更新などが滞っております次第。

さて、ひとり語り2015「「松本清張と林英世と稲田真理と」が二週間後ですねん!

いつも、ひとりでやっていたことに、あらたな人間が加わるというのは…
なかなか困難を極めるものでございます。
言葉とは、なんとも歯がゆいものであります。

しかし、粘っております。
林も稲田も、粘っております。
光は見えてきております。
なんか、面白いものになる予感がします。
是非、お越し下さい。

と、宣伝してます。
そのための更新かい!
すみませんねえ。

7月26日(日)にございます。
こちらもよろしくです。



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# by futu-is-best | 2015-07-02 14:40 | 日記

観客としての一日

本日は、南河内万歳一座「楽園」、
MousePiece-ree「VS魂」のダブルヘッダー!
万歳は、私のソウル演劇。

見るたびに、原点に立つし、
今回は、また更に、まっすぐ奥の方にずばっと射込まれた感じで。
「闘いはするが、争いはしない」という言葉が奥深い。
人生は闘い続けなきゃならない、戦場かもしれない、
けれど、それは争いとは違う。
勝ち負けのない「闘い」もあるやんか!
勝ち負けではなく「闘い」続けなあかんやん、生きるってことは。
死んだら終わるレースの途中。
勝っても負けても、死ぬまで続く。

でも「争い」は続く。
あなたが死んでも、彼が死んでも、「争い」は引き継がれる。
そのうち、なんのための「争い」だったかわからなくなる。
どっちが本当の加害者で、どっちが被害者か。

5月が真夏の今の時代、来年の5月が春なのか、初夏なのか、真夏なのか、あるいは冬なのか…

考えるべきことがある。
非難するより、考えるべきことが…

で、芝居を、はしごの今日、
梅田へ出て、コーヒーでもと思ったら、
どこもいっぱいで、
気がつけばざるそばを食っていた。

江戸の親父か!

MousePiece-reeや。
「ブラボー!あほ!あほ、万歳!」
こちらも、まっとうな演劇道をゆく人たち。
ええおっさんが汗だくで、しょうもないことをやっている。
それが、笑えて笑えて…

しかし、踊る姿などを見ていると、
体幹もしっかししてはるし、やっぱ、ベテラン。
酸いも甘いも噛み締めきって、
楽しみながら、やっている。

ダンサーチームの身体のきれに感動。

鍛えるって素晴らしい。

そう感じた、演劇ダブルヘッダーの一日でした。

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# by futu-is-best | 2015-06-01 00:22 | 日記

ひとり語り2015、稽古始まる

まずは、面談から。
こんな始まりは初めてです。
マリリンの質問に、答えました。

話し出すと、いろんなことがあったなあと思う。
いろんな言葉、いろんな感情、いろんな関係、いろんな出会い、いろんな別れ。
考えたこと、感じたこと、笑ったこと、泣いたこと、怒ったこと。

そんないろんなことが、今回のひとり語りを、どんな作品にしていくんだろう。

いつだって、今の自分を使って読んでいるけど、
マリリンは、どんな私を見つけるんだろう。

それは、お客様にどう見えるんだろう。

初めての旅が始まります。

是非、目撃を!



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# by futu-is-best | 2015-05-31 11:24 | ひとり語り

ひまわりだったり、アニメーター学院だったり

先日、大阪アニメーター学院で、私が最後に担当した第9期生の同窓会がありました。
7年ですって。
あれから、7年経ったのですって。

早いねえ。びっくりしました。
20歳そこそこだたメンバーが、27歳とか30歳とか、
いい大人になっていて、
そりゃあ、私も歳とるわ!

それでも、やっぱり元気にいい顔しててくれると、本当に嬉しい。

アニメーター学院の10年は、わたしを育ててくれたし、
様々なことを勉強させてくれた。
人生の核ともなる時間だったなあ。

そして、ひまわりです。
ひまわり復活、研究科担当3年目の成果が、写真となって報告されてます。
ま、これだけじゃわかんないけど、積み重ねた結果が出たと思ってる。

アニメーターも、ひまわりも、やっぱり積み重ねが大事だと思う仕事です。

人生は一発勝負じゃない、積み重ねだと思う。
だから、歳とるのも悪くないって。


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# by futu-is-best | 2015-05-20 20:55

「セッション」

映画「セッション」を観たのです。
午前中、ひまわり研究科の22期の初日。
夜は、劇団Patchの若手ワークショップという予定の間。

教える側としても、パフォーマーとしても、
いろいろ感じるところがあったのですね。

パフォーマーとしては、歴史に残るとか、天才的とか、一番とか、
そういう価値感とは全く関係ないところでやってるわけだけれど、
それでも、32年かけても、まだ至れない境地みたいなものがあるわけで、
もっと、鮮烈な実感を得たいわけで、
そんなことまでしなくても、と人が言うことをやってでも、何か知りたかったりするわけで…

極限まで追い込まれ、極限で自分をぶち破ってゆく姿にはちょっとした憧れをかんじたりして、
それを追い込む師にしても、あんなにひどいことをしなくてもと思いつつ、
あれをやらせる力は何かと考えると、自分にもなんかわかる気もして…

本当の「セッション」をするためにあの厳しい、厳しすぎる時間はあって、
でも、誰もが至れない、ほんとうの「セッション」は経験したものしか得られない境地なのであって、
私はまだ、教え子と共演したことはないのだけれど、
本当の幸福は、そんな「セッション」が出来た時なのかもしれないと考えたり…

そんな本日でした。



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# by futu-is-best | 2015-05-12 23:44 | 表現すること