幸福であること
幸福でありさえすればいいと思っている。
どんなに苦しくても、幸福はある。
私は、今まで、とても悲しくて、とても苦しくて、とてつもなく恥ずかしくても、
不幸だと思ったことが無かった。
幸福でないとは思っても、
不幸ではなかったのだ。
今思えば、どんなに悲しかったことも、苦しかったことも、恥ずかしかったことも、
幸福の種になっているように思う。
ま、その種を二度と手にしたくないけどね。
二度と手にしたくないと思っている、
今、そう思ってられること…それが、幸せなのかもね。
今日は休日稽古です。
授業ではないので、主体は彼らです。
彼らが片付けたいことを優先します。
小道具班と、メイクと、衣装着付けと、パンフレッ班がなにやらやってます。
わざわざ、休みの日に学校に来て、
なんかのんびりした時間を過ごしています。
もっと、効率的にやれよ!と思ったりしますが、
そこにいる、みんなといることが楽しそうな彼らの顔を見ていると、
そこ、ここで起こる、笑い声や、軽口に幸福を感じます。
今、私は幸福な空間にいる。
幸福な空間に、確かにいる。
その幸福な空間は、変化し、霧消していくのですが、
そのことを思えば、より、感慨が深く。
そこに感慨を深くしているところが、
う~ん、歳か?
しかし、確実に幸福である時間を過ごしている私は、確実に幸福な者なのです。
この先も、彼らの一人一人が、幸福であってほしい。
何もしてあげられないけど、そう思う。
え~っと、何もしてあげられないから、そう思うのかなあ?
by futu-is-best | 2009-02-11 23:54