ひとり語り@無垢里
昨夜の私です。
ていうか、ひとり語りは着物を着て、
しかも、山本周五郎の時はこれ!っていう、本当に上品な昔の着物を着ているのですが、
忘れるんです。
写真撮るの。
ブログのこととか。
で、最後の最後にこんな何の意味もないような写真を撮ってみたのです。
ここでやりました。
なんとも、意味不明な写真ですね。
これもねえ、来てくれたお客さん(かっぺいを含む)が、ここの椅子で写真撮ってるのをみて、
やっと、「ああ!写真撮るの忘れたあ!」と思い出したという次第。
いけてないです。
記録と記憶のない私と、常々公言しておりますが、
記録がないから、記憶がないのか。
記憶がないから、記録がないのか。
もう、わからなくなってきました。
目の前のことでいっぱい、いっぱいになってまうんですわ。
とり頭という言葉がありますが、
三歩歩くと、前のことを忘れると…
ほぼ、それ。
記憶と記録はおいといて、
素敵な光でしょ。
なにも、細工はしてないんだけど、こんな風なやわらかい灯りに写るんです。
古民家の床板のつやと色、壁のやさしい色、手作りの椅子の風合い、
そして、ここに集う人たちのやわらかさが映し出されています。
手作りのものを、じっくりと、ゆっくりと楽しむ人たちのギャラリーです。
空間自体が、やわらかいんですね。
そんな空気に守られて、無事、ひとり語りは終わりました。
みなさんが、「いいお話ですねえ。読んでみたくなった」と言ってくださって、
それは、本当に演者冥利に尽きるお言葉です。
ああ、よかった。とホッと一息つきました。
結構緊張してたんですよ。
どう思われるのかなあ?って。
朝、走ったんだけど、
いつもならご飯食べると眠くなって、一時間くらい寝ちゃうのに、
さすがに昨日は、眠くならなかったもんね。
緊張してるなあと感じてました。
いろいろ、皆さんにいただきました。ありがとうごぜえますだ。
で、その中にワインが二本。
右側のは、真っ赤なボトル。
ラベルを見ても、どこのなんなのか、わからない。
「Rheinhessen」というワインです。多分。
で、左側にあるのは、
「周五郎のヴァン」。
山本周五郎が飲んで感激したという、
山梨県のワイン。
国産ワインで、こんなに素晴らしい物ができるのか!と感動して愛飲したものだそうです。
早速いただきました。
甘くて、深くて、ぶどうジュースのようなワイン。
アペリティフに最適って感じです。
いやあ、粋な贈り物。ありがとうございます!
さて、さて、終了後、
そのまま夜行バスで大阪へ帰る笠原さんと、渋谷で一杯。
次はいつ、何やります?
と、すでに心は前へと前へと進んでいました。
☆林英世☆
by futu-is-best | 2009-10-30 09:54 | 日記