5歳3か月の壁
「初めてのお使い」を見たんですけど、
最近の都会っこはませてるねえ。
東京勝鬨、から築地へお使いする二人組。
4歳の男の子二人。
おしゃれさんで、そろいの雨靴。
なんと、それがペンギンなのよ、かわいいの!
驚いたのが、
あちこちにいる、カメラに気が付くんだよね。
でもって、「あ、カメラだ!」
って、駆け寄って、「何してるの?」って尋ねる。
たいていの4歳児までなら、
どんなに、人がいても、動いてても、気にしないのにね。
びっくりした。
カメラマンは「電波をはかってるんだよ」
なんて、うそぶいてる。
「ふ~ん」って言った後は
「この長靴ねえ…」
別の話題。
でも、また見つけるのよね、こういうときは質問返しがいいんだって
「何してるの?」
「お仕事、きみたちは何してるの?」
これで、関心は別の方向へ!
まず、間違いないらしい。
しかし、スタッフの経験から
質問返しが通じるのは5歳3か月までらしい。
長年の経験での結論だって。
5歳3か月の壁。
そこに何があるのかねえ?
4歳5歳までは、平和なのさ。とりあえず。
彼らはその後も、カメラを見つけては
「今日はたくさん電波はかってるね」なんて言ってた。
今の子だ。
東京の子だ。
あげくに、お使い終了後、家の中のカメラも見つけてた。
見慣れてるんだなあ。
とにかく、目先を変えて、新たな関心事を作り出すと、
だれないのかな?
レッスンで質問返ししてたら、収集つかないわな。
質問と答えと質問と答えと質問と答の応酬で、75分というわけにはいかん。
ネタづくりにいかせないかなあ、始めてのお使い?
と、ぼんやり考える。
「初めてのお使いエチュード」なんて、いいかもしれないね。
考えてみようっと。
by futu-is-best | 2012-07-18 22:28 | 日記