いい日でした!
森光子さんの「おもろい女」を見てきました。
感動しました。
泣きました。
どこでって、最後、幕が下りたあと。
芝居はよくできた芝居で、ちょっぴり辛い(からい)芝居で。
笑えるところもいっぱいあるのに、辛い(からい)です。
何が私の中に満ち溢れてしまったのかというと、
森光子さんという、存在の凄さだったでしょう。
凄さというのは、美しさということです。
強さの美しさです。
力の美しさです。
意志力です。
生命力です。
ライブで人様に何かを見せるというのは、
自分自身を見せることに他ならず、
それはもう、逃げられない事実で、
私も前日、ひとり語りで自分そのものを見せてきたわけで、
そんな今日、森さんの姿は、
あまりに私には感動でした。
明日への希望を分けてくれる。
森さんの挨拶が
「皆さん、元気に生きましょう、死んではいけません」
というものだった。
ま、ミスワカナが最後に死んでしまうところで終わるという、芝居だったからだけど、
それはとても、深い言葉だった。
言葉、言葉、それはその人そのもの、
森光子さんそのものを感じさせてもらったような気がします。
大阪の千秋楽。
山田まりやちゃんと、西川忠志さんが夫婦役で頑張ってました。
今日は母と二人で行きました。
母もとても喜んでいました。
ほんの少しの親孝行。
いいプレゼントができました。
その母がくれた竹の子とわらびと、母がプランターで育てたほうれん草を使った、
鶏肉のソテー春野菜添え(なんちゃってフレンチ)
今日の晩御飯。
実家は、母が芝居を見ている間に父が“ちぬ”(鯛の一種だと思う)を釣ってきたそうで、
今日の食卓は多分、わらびと竹の子と、自給自足の食卓であろう。
よい一日。
☆林英世☆
by futu-is-best | 2006-04-23 21:42 | 日記