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愛おしすぎる…

さて、「スサノオ」も来週末本番となりました。
長いよでも、稽古は終わり、必ず本番を迎える。

一時は、選択を誤ったかとさえ思ったけれど、
人は成長するものだ。そう、成長するものなのだ。

絶対値で言えば、低いけれど、
成長率で言えば、すごいものがある。
講師業の楽しさは、この人が変わっていくのを見ることだ。

常に、常に、頭の中に「スサノオ」が回る。
寝ていても、電車に乗っていても、「スサノオ」のことを考えてしまう。
「あと、どこを直していけば、もっとよくなるんだ?」って考えてる。

必死に頑張る人を見るのは本当に素晴らしい喜びだと思う。
愛おしすぎて、愛おしすぎて、また、ずっと一緒にいたくなる。
ずっと、稽古場にいたい。
馬鹿か?馬鹿だ。親馬鹿だ。

愛おしすぎる。
愛おしすぎる、
愛おしすぎて、頭変になりそうや。

開けて月曜日からは怒涛の一週間。
絶対、素敵な舞台視してみせる。
絶対、みんなが魅力的に見えるようにしてみせる。
大好きだから。







そんな中、今日は、上級部のクラスで…
このクラスは、このクール、谷川俊太郎さんの「さよなら」という詩を体で表現するという課題をやっていた。
発表するのを録画して見たりした。
詩集「はだか」から、ランダムにう選んだ詩を初見で読んだ。
いっぱい考えた。いっぱい感じた。
で、今日、
この春、新しい学年になった彼らに、
新しい自分になっていく気持ちを詩にしてもらった。

まず、新学年になることで感じる気持ちを一言で現すと?
こんなのがあった
「葛藤」「夢」「ブルー」「綿毛」「自立」…
そして、その言葉を題名にする詩を作る。
それを、声に出してみんなに聞かせてみる。

泣いちゃった。
素敵すぎて…
正直な言葉のなんて力強いことだろう。
本当に、素敵な詩ばかりで、
今の彼らの気持ちがストレートに伝わって、
本当に感動した。

愛おしすぎる。
愛おしすぎる。

これからも「先生を泣かせてね」ってお願いしちゃったよ。

人間には人間を感動させる力があるし、
人間には人間に感動する力がある。

演劇があって、良かったと思う。今日でした。


by futu-is-best | 2014-04-05 23:04 | 日記