ちょっと、へばってました。
昨日はへばってました。
何を隠そう、二日酔い。
しんどかったあ。
朝から、午後二時二十分まで授業で、
頭をたてにしておくのが、苦痛で苦痛で。
でも、何とかやりきったよ。
デモテープを作っているので、
体を動かさないですんだから、助かった。
すみません、神様、もうしません。
お許しを!
と、自分に言う。
神様と呼んでいるのは自分の倫理観か、モラルか、プライドか。
しかし、なんともろくもくずれるか、この神め。
馬鹿だなあと、今まで何度戒めたことか!
人間なんてララララララララ~♪
今日は復活。
でも休み。
ああ、こんなに働かないで大丈夫なのか?
うん、まあ、何とかなるさ。
人間なんてララララララララ~♪
で、今日は本を読むことにした。
「虞美人草」を読みきった。
読んだみてわかったが、やはり、以前には挫折しいるな。
最後のほうはまったく初めてだったわ。
しかし、博覧強記というのか、知識羅列というのか、すごいな、漱石。
教養の底なし沼だ。
ご丁寧な注解とひっきりなしに行き来して、何度となく
同じ文章を読み直して、
何とか、行き着いた。
かいつまんでしまえば、わかりやすい物語だよね。
しかし、そのわかりやすいことを言葉で書くということへの
こだわりが凄いな。
一つことを、あちらから、こちらから言葉で切り込み、塗り固めていく表現のすごさ。
明治の人は、言葉が達者だな。
これから、川端康成を読む。
今まで、読んだのは「掌の小説」のみ。
ちゃんと読んでないのだ。
「ひとり語り」で読める作品はないか、という下心もある。
そんな心でもない限り、なかなか、読まぬのじゃ。
下心も使いようだわさ。
by futu-is-best | 2006-07-06 14:05