夕べは、お芝居を見に、下北沢へ。
風琴工房「無頼茫々」
大正時代の新聞記者たちの姿を描いた、なかなか骨太な作品でしたよ。
ハイリンドという劇団の多根周作君と、はざまみゆきさんがご出演。
多根君は、俳優指導者養成ゼミなるもので、知り合って以来、
とても大好きな役者さんで、仲良くしてもらっているのです。
作・演出の、風琴工房主宰の 詩森ろばさんも、
俳優指導者養成ゼミの二期の参加者で、
西陣ファクトリーで一度公演をされたことがあって、
なんだか、おもしろい縁のつながりなんですよ。
この間、燐光群に行った時に、再び詩人鈴木太郎氏と遭遇し、
風琴工房の話になり、やっぱり、お知り合いだとわかり、
凄いスピードで、線が結ばれていくので、びっくりする。
これが東京かあ…と、田舎者は感心しまくりですわ。
芝居は、まじめで、まっすぐで、おもしろかったですよ。
でもふと、私が演出だったらあ…、なんてことを考えてる自分に気づいたりするんだけど。
おもしろいので、考えるんだろうなあ。
おもしろくない時は、それすら考えられずただ怒りが湧いてくるからね。
そんでもって、飲み会にも参加。
ハイリンドで、衣装をやってる阿部女史と、舞台のおもしろさを大いに語り合う。
「父と暮らせば」で使われていた和太鼓の奏者が、阿部さんや多根君の知り合い!
また、つながった。
その後、はざまさんも交えて、某大物に散々文句をつける。
スッとする。
この人たちと、芝居を作ってみたいと思う。
隣に座った、おとなしそうな青年は、なんと、かつてウィングフィールドで、
深津君の講座を受講していたという、若手の演出家(名前は忘れてしまった、ごめんね)。
奇跡的な乗り継ぎで、終電で帰る。
たくさんの勇気をもらった下北沢の夜でした。
# by futu-is-best | 2009-05-12 12:51