感動しましたあ!
なんかもう、久々に手放しに感動したあ!
「化粧」
鏡を見ないで顔を作っていくあのシーンは知ってたけれど、
実はその筋書きを善美知ってたわけじゃなかった。
渡辺美佐子さん。
そのひとりの役者さんの、存在に感動した。
もちろん、井上ひさしさんの芝居は、おもしろいし、泣けるし、凄いんだけど、
役者がそこで生きてこその芝居。
その世界を必死で生きるひとりの役者があってこそ。
木村光一さんの演出と、
裏を支えるスタッフと。
みんなの力を借りて、
安心して、全力で二時間を生ききる姿に感動したのだ。
芝居中より、終わってから、もう一度渡辺美佐子さんの姿を見た時、
涙が止まらなくなった。
うらやましいような、ちょっと、ジェラシーで、喝采で、感動で、
体が生き返るような、経験でした。
こういう舞台を作りたい。
こういう、役者になりたい。
と、思いました。
# by futu-is-best | 2009-05-02 09:04